水 - 6月 30, 2010

タブラ磨き


見えるとこだけ遠目にピカピカ。

梅雨というにはあんまりな、日本全国プールの更衣室みたいな湿度と温度で、不快指数マキシマイザーな状況下、何を思ったか、ずーっと気になってたタブラのバヤンの曇りを磨いてみました、唐突に。

ゲットしたときは、中古だけど、それでもバヤンはおそらくクロムメッキでツヤツヤのピカピカだったわけでありますが、年月を経て(ゲットして6年目)、メッキがもやーっと白くくすんで、なんつーかアルミ製?みたいな色合いになっていらっしゃいましたわけであります。もちろん、別にもなんの不自由もないんだけど、なんとなく心機一転みたいな感じのリフレッシュを思い立ってトライ。

まずは銀磨きでトライ。銀の食器やアクセサリーの黒ずみを拭き拭きしてピカピカにするシートであります。アクセサリー用の小さい銀磨きシートを買ってきて、バヤンの胴体をごしごし磨いてみました...が、びくともせず。シートがぼろぼろになっただけ。徒労。

なんかもーいーやってモードになったところに、歯磨き粉が効くとゆー情報をゲット。たしかに歯磨き粉には研磨剤含有につき、歯がピカピカになるくらいの効果はありそう。調べてみると、研磨剤が粗いので、メッキ面にこすり傷がつくので、典型的なやっちゃダメ的民間療法っぽいみたいな。こすり傷ったって、歯に使って大丈夫な粒度でしょ?やっちゃうよ、民間人だし...って、ことで、やってみました。結果は、こんな感じ。処方前の写真を撮ってなかったので、去年4月の写真と比較。ピカーーン!!

あまり丹念に磨いてはいませんが、てゆーか、紐を張ったまま、見えてるところだけ雑に磨くとゆー雑スギな仕事っぷりでありますが、パッと見は曇りがとれてピカピカになりました。もっと磨くともっとピカピカツヤツヤになりそう。で、近くで見ると...やっぱり細かくこすり痕があります、全面に。すげーなー、毎日こんなので磨かれてもボロボロにならない人間の歯のエナメル質って頑丈なんだなぁ(そーぢゃない)。でもなんとなくピカピカになった気がするからいーです。気にしません。てゆーか、気にしても戻せないから(笑)。今度、また気になった暁にはきっとメッキし直しにトライしちゃうかも(ホントかよ)。






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木 - 10月 8, 2009

iTunes Uでタブラ解説


タブラ大学発見。

米国著名大学のコンテンツをiTunes経由で配信してくれるiTunes Uって、今まで全然眼中になかったのですが、なにげにiTunes Storeでタブラを検索したら、イギリスのOpen Universityってとこが公開してるインド古典音楽講座みたいのが見つかってビックリ。セッションの様子、タブラソロ、タブラの叩き方の基本形とかハイクオリティーなムービーで試聴可能であります。なんつーか、タブラ大学発見!!みたいな。スゴイ&素敵。Macでも見るし、iPodに入れて電車内でも見るぞ、テレケテダー!

リンク

Posted at 07:34 午後     Permalink  

日 - 4月 19, 2009

春のタブラの締め直し


締めても締めても何故締まるのか??

今日、久々にタブラを締め直しました。両方の指が真っ赤っかになって痛いデス...って、毎度同じことを書いているわけで、それにしても何で締めても締めても締め直せるんでしょーか?タブラってば??ってなわけで写真を載せてみつつ、これまた毎度同じよーーな写真で、何がどーなったのか全然判らないやねぇ、うーーむ。それにしてもバヤンの胴体がどんどん輝きが失せていくなぁ。





で、永年素人が毎度毎度素人作業で締めてるもんですから、やっぱ底の革リンク(ギルリーね)がゆがんできたりしてるし、革紐もくたくた気味な気もしつつ、そーいえば、このタブラは2004年に中古をゲットしたものなんですけど、それをずーーっと素人いぢりで通してきてるもんですから、そろそろちゃんとしたメンテナンス的なことをしたいなぁとか思いつつ、でもジャパニにそんな素敵なお店とかないしなぁ...なんてずーーっと思ってたんだけど、なんとそんな素敵なお店を日本で発見。タブラのメンテナンスも、さらにヘッドの張り替えも代行してくれちゃうそーーですよ。えー、なんかダヤン、バヤンとも近日お願いしたい気分な感じであります。


インド雑貨 カディの生地 インド古典音楽 タブラの専門店 - ティーンタール

Posted at 05:40 午後     Permalink  

水 - 4月 1, 2009

「シタールのほん」


3000年くらいヒットしてる曲の弾き方。

ヨシダダイキチ先生著「シタールのほん」とゆー、シタールの演奏方法を解説した、かなり超一部向けっぽい本が出たとのことで早速ゲットしてまいりましたよ。タモリ倶楽部でも世界で一番痛い楽器って紹介されてたインド楽器なシタールを始めるのか?いや、始めませんよ。ふと読んだ地下鉄フリーペーパー「アーバンライフメトロ」で「楽器はじめてみませんか?」とやんわり言われても始めませんから(ちなみにこれに出てたシタールの難易度は最高の五つ星)。

いや、インド音楽聴いてても(会社帰りにはほぼ毎日聴いてますし、休日もかなり聴いてるんだけど)ラーガとか一切まるで一向になんとなくとも雰囲気すら判らないままのもったいないお化け総動員的状況無限アーラープ状態なので(アンタ、その状況でタブラいぢってるんかい!!とかゆー突っ込みはズバリその通りなんですが、かなり無視ってことで)、ちょっくらゆるーんとイントロくらいが判るかなぁとか思いつつ読み始めてみたわけですが、硬水と軟水、温泉マーク、ししおどし、三角、四角...と、かなりオリジナリティ溢れまくりな説明がヤバい、楽しスギ!!

電車でiPod聴きながらティンタール音頭とか口ずさんでたら、そっとしておいてやってください。


プリズムペーパーバックス No.010 シタールのほん インド音楽であそぼう!
ヨシダ ダイキチ
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Posted at 07:42 午後     Permalink  

日 - 10月 5, 2008

最近のお気に入りタブラレッスン


でぶ先生、素敵。

最近、YouTubeで見ているタブラレッスンがコレ。オンラインのタブラレッスンのビデオってば、いくつかあるよーですが、この先生(でぶ先生?)の音が綺麗かつカッコイイのと、全5ファイルと手頃だし、なんとか練習についていけそうな予感だったので、一生懸命見ています。見ているのですが...ああ、全然付いていけません。見てても絶対覚えられそうにないので、ノート買って来て書き留めようとしたら...聴き取れません(汗)。頑張ろうと思いますが、早速前途多難テイスト(笑)。











Posted at 04:50 午後     Permalink  

秋のタブラ干し


色が褪せてきてるなぁ。

昨日は秋晴れ模様につき、タブラの虫干しをしました。ベランダの日陰に置いて、数十分ひなたぼっこさせます。ここんとこ空気が冷たい日が多くなってきて、この季節になると自分は指や手のひらに汗をかいちゃう体質なので、そーでなくても今週は冷たい雨降りで湿度高めが続いたので、気持ち良さそうな天候のときにひなたぼっこさせるわけであります。タブラのヘッドにはシャヒとゆー黒い部分があり、ここは湿度に弱く、たぶんタブラで一番気を使う部分なので、ひなたぼっこで湿度を飛ばしたいとゆー魂胆なわけであります。

リング(座布団)とヘッドカバーも干してみましたが、どちらも色が褪せたなぁ。リングは周囲に金色の飾りがついているのですが、これも片方ぺろーんと剥げてます。元々糊みたいのでつっつけてあると思うので、糊でつけてあげようかな。タブラ自体、特にバヤンのメッキもかなり褪せちゃって、なんかアルミボディみたいな感じになっちゃってます、うーーむ。

そーそー、最近、バヤンの皮の表面を使えなくなったiTunes Music Cardで削ってみました。カードの一片をバヤンの皮の表面に当て(角度にコツあり)、シャヒに当たらないように注意深く、でもちょっと力を込めてガーーっと削るように動かすと、ちょっとびっくりするくらい、パウダーが削れてくるんです。タブラを叩くときにパウダー(タルカムパウダー)を指や手のひらにつけますが、それが叩いているうちにヘッドに付着しているよーです。そんなにばんばんつけるわけではないのですが、ヘッド表面を見ても全然判らないのですが、削れてくる量をみるとびっくりです。手の付け根んとこでプッシュとかスライドとかするから、そこでパウダーを少しずつ刷り込んでいるんだろーーなぁ。表面にシャヒとか傷つけちゃったら治せなくなってしまうので、お勧めはしません。






Posted at 04:28 午後     Permalink  

日 - 7月 20, 2008

タブラ締め直し悪戦苦闘篇


タブラって悪戦苦闘するための道具って気がしてきます。

以前から、タブラの底の革リング、ギルリーってんですか、あれがかなり広がっていて、さらに激しく均等でないズレっぷりが気になっていたのですが、でも絶対手に負えないよなぁと思っていたのですが、先日のタブラのヘッド交換手順のムービーとか見てて、なんか1時間もあれば自分にも出来そうな気がしてきて、気温の高さで頭もかなり熱誤動作モードだったこともあり、手順もコツも判っていないまま組み直しに着手してしまいました(無謀)。

流石に全部分解してからだと大変なので、紐を激しく緩めてギルリーを調節するとゆー手抜きでイケるのではないか?と思いつつ、がしがしと緩めていったら...新種のクラゲみたいになりました。が、革紐、そんなに甘くありません、てゆーかガッチガチです。もしゃもしゃになったのを整理しようとわしゃわしゃしていたら、そこからギルリー部分が胴体からずるっとずれてにっちもさっちもどーにも行かなくなりました。はい、ここで、現状復帰不可。





とゆーーことで、結局革紐全部はずしましたよ。最初からやれよって感じですよ。判ってないくせに手間を惜しむと結局遠回りになっちゃうとゆー、ありがちなコースをまっしぐらですよ、ええ。





はい、いきなり完成写真。夕方5時から始めて、形になったのは夜0時過ぎです。途中夕食も取りましたが、それ以外は、フルにこの作業だったんですけど、途中固定していた紐がズレてハズれてかなり手戻りになったりしたわけですよ。革紐を通していく工程の中で、工程が進んだところでギルリーが胴体から外れると、ほぼご破算モードで、痛くて動かなくなった指をぢっと見つつ、疲労徒労呆然自棄熱射もプラスでクラクラですよ。締める、はずれる、戻るの永遠の繰り返し作業??なんでしょ、夏に辛さで泣くならタブラメンテ最高!!みたいな。





ギルリーも前よりはイイ感じになったつもり(でないと更に泣ける)。
まだチューニングがばらんばらんなので、これからなんですけど、既に手が痛くて動かなくて、ちょっと気が遠くなりかけ気味。なんかね、タブラって悪戦苦闘するための道具って気がしてきます。そこが辛くもあり、面白いのかも知れません。





そーそー、余った革紐の始末の仕方って、自分は胴体の底付近にぐるぐる回してるんだけど、座布団にのせた時に安定が悪い感じがするので、切ってみちゃおうかなぁ。

Posted at 01:12 午後     Permalink  

日 - 6月 29, 2008

タブラヘッドの張り替え実演講座


タブラフックが欲しいなぁ。

YouTubeにタブラのヘッド張り替え実演講座があったのでリンク。
Ali Akbar College Store 直伝の技がノンストップ実演付きでご紹介されているわけですが、がしがしごんごんぐんぐんとヘッドを組み上げていく技ってばスゲーですよ、ええ。

底のリングの作り方とか、2方向から皮ひもを締めていく手順とか、段階的に締め&回しをしてくところとか、猛烈ためになりましたよ。いとも簡単に手順を進めていってるけど、経験から言うと自分では一挙一動がそりゃもー大変なことなるであろーことは明らかなんだけど、でも、判りやすいなぁ。とりあえず、来るべき日のために、あのタブラフックは欲しいなぁ。









Posted at 09:36 午後     Permalink  

火 - 4月 29, 2008

タブラ教則DVDげっと


永遠にビギナーだもんね。

ふろむインディアなタブラ教則DVD「Learn to play TABLA」をゲットしましたよ。ジャケが全面ブラックで、タブラを前に輪郭だけのお坊さんみたいな人が構えているとゆー、イマドキっぽい気もするけど、ちょっぴり微妙気味なテイストっぽくもあり、若干不安だったりもしたのですが、このレーベルの教則DVD(他にもバンスリとかムリダンガムとかシタールとかギターとか出てる気配)のジャケデザインは全部こーなので気にしないことにします。

で、先生はAnand Ramanujamとゆー方で、映像を観るとジャケと同じ坊主頭の先生でした。アウトライン・シルエットにしても成り立つよーな凄い先生だったのね!!内容は、チューニングからいくつかの基本パターンまで、多分ベーシック編的な部分を押さえられてます。かなり指先アップのハイクオリティー画像で、タブラ映像にありがちな高速指さばきにつき指先残像状態ってなこともなく、かなり見やすいです。パターンを教えてくださるところでは、若い青年生徒さんが出て来て、生徒さんに教えるのを見る感じになります。生徒さん、真剣な眼差しで先生の解説にやけに首を横に振るんですけど、これ、インドの相づち。是非、日本でも流行らせよう(流行りません)。そーそー、もちろんオールリージョンにつき、ウチのMac Miniでも何事もなく観れました。

これ、ナイスインド雑貨専門店のティラキタさんで買ったのですが、他にもいろいろ買って5000円以上お買い上げプレゼントになってる、ものすげー神様バッグもゲット。会社で朝、昼に行くコンビニ用エコバッグとして使ったら凄そう。






Posted at 09:37 午後     Permalink  

火 - 4月 15, 2008

タブラ並べまくりなのにタラン


並べりゃいーのか?いーのだ!!

インドのタブラって、右手で叩く高音係のダヤンと左手で叩く低音係のバヤンの2つで構成されているわけですが、さすが歴史はいくらでも長いインドなわけでして、Tabla-Tarangとゆーー凄い楽器があります。右手で叩くダヤンのいろんなキーのバリエーションをずらーーっと自分の周りに置いて、両手を使って激しく超絶技巧で演奏する楽器のよーーです。Naとかの薬指で余韻をミュートする叩き方とは基本的に違ってオープンで叩いてるらしく、倍音含みまくり余韻かかりまくりのきもーちイイ極上音が響きまくりです。ぐは、ヤバいくらい気持ちよくて、聞いてると意識が天上にいく!!タブラ叩いてるのに、バックで別のタブラがリズムとるところも素敵過ぎ。

CD見つけ難いんだけど、ラヴィシャンカール先生の「Portrait of Genius」でもちょと聴けるのでチェックするよろしデスよ。


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おすすめ度の平均: 5.0
5 地球上でもっとも偉大な音楽家はバッハではなくこの人物



Tarangって「たくさん」みたいな意味なのかな?で、歴史の長さはほんとにいくらでも長いインドなわけで、さらに凄い楽器がありまして、Jal-Tarangってゆーーんですけど、タブラぢゃなくて大小のお茶碗に水を張ってチューニングしたやつをこれまた自分の前にずらーーっと並べて木の棒で超絶技巧で叩く叩く!!
ちゃんとタンプーラが延々持続音を奏で続け、バックでタブラがリズムを刻み続け、そこにお茶碗がメロディ奏でまくるのですが、面白すぎるんだけど、澄んだ響きがこれまたかなり極上過ぎ!!お茶の間で練習してたらカーストを越えて怒られそうな感じだけど、なんか凄いぞ、インド!!

Posted at 12:20 午前     Permalink  

土 - 2月 2, 2008

バヤンの締め直しに初トライ


だるんだるんだけど手強いぞ。

タブラの小さい方(ダヤン)の締め直しは素人なりに何度かトライしてきたわけですが、今日、てゆーか先ほどまで、大きい方(バヤン)の締め直しに初挑戦してみました。ダヤンの方はある程度締めておければ、あとは8つのグッディ(木のコマ)で張りを調整できる、なんつーか流石インドの悠久の歴史の中で構築されたであろー合理的機構に感心しちゃう造りになっているってなわけですが、バヤンの方は皮ひもを張ったらそれっきりとゆー流石インドの永遠のテキトーっぷりに感心しちゃう造りになっておりまして、それだけにちゃんと張れないと後戻りも出来ないし、ちょっと手出しし難いテイストなわけであります。でも、なんとなく音がだるんだるんしてきた感じなので、後先考えずに始めちゃった。まー、いつも始まりはそんな感じだ(笑)。

皮の張り替えと違い、既に張られているのを締め直しだけなら、なんとか出来ました。タブラ用ハンマーの平たい方でかたーく張られている皮ひもをぐぉーっと持ち上げてひっぱってできた余裕分を次の列に持って行って、またまたハンマーの平たい方を突っ込んでぐぉーっと持ち上げて引っ張って...とゆーのを32回くらい繰り返して、最後に皮ひもを結わえてとめているところ(いつもこれを見ると、力学的な問題により絶対自分には無理と思っちゃうのですよ)をほぐして緩みがなくなるように結わえ直して完成。例によって両手指から手のひらまで真っ赤っかであります。痛いであります。でも、音もどぃーーんと鳴るようになって、なんとなく余韻が出るようになった感じ。わーい。

で、うちのバヤンの表面、買ってきたとき(まー中古なんですけど)はメッキがビッカビカだったのに、気がついたらかなーり輝きが失せていてアルミ製?とか思っちゃうくらい曇っちゃます。このセットは04年10月にゲットしたから、もう3年オーバーかぁ。まるで何一つ上達しない自分の曇りっぷりの方が問題か?でももっと大きいサイズもあってもいーかなとか欲だけはイッチョマエなんです(余計ダメ)。




Posted at 05:24 午後     Permalink  

日 - 9月 9, 2007

WillcomのCMがタブラ言葉な件


モバイルITといえばインドだし。

最近よく見る、Advanced/W-ZERO3[es]のTV CM「バレエ編」ですが、バレエの動作に合わせて流れるナレーションというか音声はボル(タブラ言葉)ですよね?日本の働くスマートフォンユーザー層がみんな無意識にタブラのリズムを覚えてしまったらどーーするよの??それって嬉しいぢゃん。もしかして、とーとー来るのか?流行るのか?タブラ??
てゆーか日本印度化計画?

WILLCOM|TVCM・広告ご紹介

Posted at 01:24 午前     Permalink  

日 - 8月 26, 2007

タブラの紐をしめなおしてみたり


久々に両手が真っ赤っか。

叩き方の向上というより、心の均衡を保つために叩いているとゆー境地にいる、永遠のタブラビギナーな自分ですが、ひさーしぶりに紐を締め直してみました。

えいやっと気合いを入れてグッディ(紐を張るためについてる、8つのコマ)をぐんぐん、もりんもりんとはずしていって(指が痛い)、鋼のようにカッキンカッキンになっている紐(皮紐)を、元の方からぐいんぐいんと引っ張って(指が痛い&汗だく)、そんな引っぱり作業を32回くらい繰り返して(指が痛い&汗だく&背中や腰やお尻も痛い)、最後の紐をぐるぐるっと縛るところでも恐ろしく難儀をして、最初に外したグッディをタブラハンマーと残りわずかの精神力とを駆使して紐にかけて(ガチガチに張ったのに、そこに隙間なんかできないんですが、そこを無理とコツと精神力でクリアするのがインド式と解釈)、数時間かけて作業完了。紐をひっぱるときも、タブラを横にして、足でタブラを押し付けたりなんかして、両腕で紐をむんずとつかんで、タブラや自分の危険とかその辺のいろんなことを考えずにぐいんっぐいんっと引っ張って、なんか段々タブラの扱いがいい感じで雑になってきたかなぁとか思いつつ、当然両手指、手のひらはまんべんまく真っ赤っかのパンパンになりました。めでたしめでたし&へとへと。

叩きながらキーを揃えてみると、音がクリーンかつ延びがよくなった...ような気がします。もちっと時間を置いて、ヘッドが馴染んできたらまたチューニングしなくちゃ。なんかそんなことの繰り返しが素敵。





作業完了後にボトムを見ると、ぎゃぁぁぁ、リングがセンターから思いっきりずれてます。ほんとは綺麗に揃えないとダメで、張力バランスが崩れたままにしておくとタブラが短命になっちゃうようですが、チューニングしてキーも揃えられている(ように思える)ので、ちょっと我慢しておくれ、タブラちゃんよ。てゆーか、どうやってここからセンターを揃えられるのだろうか?そして、それ以前に張り直しの体力と精神力が今日はありません、無念。ばたっっ!!





それにしてもこんな恐ろしくバランスの悪いテンションの掛け方をしているにも関わらず、あんな紙みたいな薄皮のヘッドが破れずに極上のサウンドを繰り出すタブラってすげぇとか思います、ホント。

Posted at 12:34 午後     Permalink  

火 - 7月 25, 2006

タブラパウダー


ふろむムンバイ(インド)

インド&アジア雑貨の強力Webショップ「ティラキタ」さんからタブラパウダーなるモノを買ってみました。タブラを叩くときに指先や掌のすべりをよくするために使うパウダーで、自分は今までジョンソンのベビーパウダー(微香性)を使っているのですが、タブラパウダーなんてド真ん中にもほどがあるネーミングだし、なんか面白そーなので唐突にゲットしてみたわけであります。インドの人はみんなこんなのを使ってタブラを叩いているのだろーか?赤いプラキャップを開けて、自分で穴をあけて使います。匂いはジョンソンの微香性よりもっと淡く、いー感じ。成分の記載がないのですが、まーおそらくジョンソンのパウダーと同じくほぼタルクではないでしょーか(ちなみにジョンソンのパウダーはタイ製)。最初手につけてみたときになんか手が光る気がしたのですが、もしかしてタブラの神様の仕業か?(<違います)。とりあえずこれから使ってみますが、なんつーか気分だけはインド。





ティラキタ
http://www.tirakita.com/

Posted at 10:20 午後     Permalink  

土 - 6月 17, 2006

Live At Monterey International Pop Festival / Ravi Shankar


エレクトロニカ漬けに聴くカタルシス浄化

シタール神ラビ・シャンカール先生とタブラ神アラ・ラカ先生の古ーいライブ(1967年だって!)。イントロの解説で「モストビューティフルラーガだ」と言ってる「Raga Bhimpalasi」ってラーガを演奏して、これで27分。インド古典な人には極めてフツーなことと思われますが、自分ももーこれはフツーと思えるようになりましたが、CDの収録時間を考えると(考えなくていーんだよ、そーゆーことは、笑)、あとは大丈夫か?と心配になる長さです。ジ・オーブの「Blue Room」もびっくりです。そのあとに神、アラ・ラカ先生のタブラソロ!!実は当初、このCDはこれ目当てに買ったのだ。Ektalとゆー12beatを叩いてくれるのですが、最初にカウントしてくれますが、もーどんどん高速超絶テンキー操作みたいな打音に唖然。アラ・ラカ先生にExcelをやらせたら入力早いだろーなぁ(バチあたりか?)。そして最後の曲が20分近く、これまた強烈な掛け合いの見事さに涙が出てきます。

で、このCD、最近会社帰りにiPodで聴く頻度が高いのであります。ここんところすーーっとオシゴトで新しいUIを検討してるのですが、そんなIT世代のデジタルなインターフェースを朝から晩まで延々黙々と考えてすっかり血糖値も下がって脳みそもへっとへとになった状態で夜の電車の中で聴くシタールの倍音含みまくりな音色が物凄く脳にしみわたり、電子的ないろんなノイズだらけになった自分を浄化してくれる感じがするわけですよ。会社行くときはロジカルな意識にもっていくエレクトロニカを聴いて、オシゴト帰りはシタール(奇しくもIT大国インドの歴史の音!)を聴きながら電車でゴーという最近の自分パターンがなんとなく面白いけど機能的でもあるなぁとか思った最近。


At the Monterey International Pop Festival
Ravi Shankar
Angel (1998/10/20)
売り上げランキング: 26,494

Posted at 09:23 午後     Permalink  

















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