タブラ並べまくりなのにタラン


並べりゃいーのか?いーのだ!!

インドのタブラって、右手で叩く高音係のダヤンと左手で叩く低音係のバヤンの2つで構成されているわけですが、さすが歴史はいくらでも長いインドなわけでして、Tabla-Tarangとゆーー凄い楽器があります。右手で叩くダヤンのいろんなキーのバリエーションをずらーーっと自分の周りに置いて、両手を使って激しく超絶技巧で演奏する楽器のよーーです。Naとかの薬指で余韻をミュートする叩き方とは基本的に違ってオープンで叩いてるらしく、倍音含みまくり余韻かかりまくりのきもーちイイ極上音が響きまくりです。ぐは、ヤバいくらい気持ちよくて、聞いてると意識が天上にいく!!タブラ叩いてるのに、バックで別のタブラがリズムとるところも素敵過ぎ。

CD見つけ難いんだけど、ラヴィシャンカール先生の「Portrait of Genius」でもちょと聴けるのでチェックするよろしデスよ。


Tabla Tarang: Melody on Drums
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Portrait of Genius
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5 地球上でもっとも偉大な音楽家はバッハではなくこの人物



Tarangって「たくさん」みたいな意味なのかな?で、歴史の長さはほんとにいくらでも長いインドなわけで、さらに凄い楽器がありまして、Jal-Tarangってゆーーんですけど、タブラぢゃなくて大小のお茶碗に水を張ってチューニングしたやつをこれまた自分の前にずらーーっと並べて木の棒で超絶技巧で叩く叩く!!
ちゃんとタンプーラが延々持続音を奏で続け、バックでタブラがリズムを刻み続け、そこにお茶碗がメロディ奏でまくるのですが、面白すぎるんだけど、澄んだ響きがこれまたかなり極上過ぎ!!お茶の間で練習してたらカーストを越えて怒られそうな感じだけど、なんか凄いぞ、インド!!


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Posted: 火 - 4月 15, 2008 at 12:20 午前      


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