タブラヘッドのリペア顛末


夜中に指が真っ赤であります。

レコーディングのために渡印されていた日本屈指のバンスリ名人に、なんとタブラの皮をゲットしてきていただきました。猛烈感謝!!
で、今日、皮を受け取って来て、早速取り付けにトライしてみました。
マニュアルは先日のタモリ倶楽部でやってたタブラ修理の回。(本気で役立つとは!!)

皮は2枚ゲットしてきてもらっちゃった。
それぞれが謎の(現地では全然謎ぢゃないけど)インド新聞にくるまれていました。





まず、ヘッドを仮止めします。開始が夜0時くらいだったかな。
はずれない程度に軽く止めていたのですが、後で酷い目に!!





で、紐を全部通し終わったのが3時半...指や掌が真っ赤で痛いよぅ。<お馬鹿さんですか?
紐のねじれを絶対間違えないように注意しつつ、でも何度も間違えて、ぐいぐい通してぐいぐい泣きながらはずしてまたぐいぐい通してとかを延々くり返しデス。で、半分くらい通したときにですね、半分側だけテンションかかってますから、ずりっと紐が片側に寄っちゃってですね、底のリング状の部分がはずれて、全体もずりっとはずれたわけよ。で、元に戻そうとしたら...戻せません!!がっちりとテンションかかってて、リング部分なんて絶対元の位置に戻りませんよ!!力学で解決できる状況ぢゃないよ。リング部分がずれてるので、無視してそこから先にも進めません。ここまで来てどーーにも進めなくなっちゃいました。かといって戻すのも絶対嫌でしょう、気が遠くなっちゃいますよ、ええ。いきなり全滅モードか?と殆ど諦めつつ、この際、タブラも皮も手も壊れてもやむなしってな感じでハンマーやペンチでぐいぐいとやっつけつつ、汗だくになりながらなんとか出来ました。タブラも皮も多分壊れてません。手は若干壊れたかな。ほんとに痛い。
教訓:仮止めはがっちり止めること。




まだ先端の始末ができてないけど、こんな感じ。
リング部分がずれてて、これぢゃテンションが均一ぢゃないよね。
まだグッディも通していないので、このまま叩いてもボンボンとしか鳴りません。
それにしてもSARGAMのリング部分って貧相だなぁ。(カルカッタタイプってこんなもん?)





今日はもー限界なので、寝ます。
明日は先端の始末をして、グッディを入れて、音が...出るかなぁ...ドキドキ。


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Posted: 土 - 3月 12, 2005 at 04:57 午前      


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