ワークショップ参加


Dha Din Din Dhaからやり直し!!

今日、初心者オッケーなタブラのワークショップに参加してきました。
もーずーーっと自己流というか適当に叩いてきているだけの自分でありますが、プロの方にいろいろ教えてもらおうと思った次第であります。

基本的な打音、NaとかTinとかTunとかTeTeとか、KaとかGeはもーカジュアルに叩きまくってるからいーんぢゃない?とか思ってたのですが...やはりいろいろ直しが入りました。また、それ以前に姿勢と手つきもとにかくダメ。なんか気合いが入ってくると前傾になってきて、右手の肘が横にでるように曲げて構えちゃうぢゃないですか。もーそれがダメ。指先で叩こうとするとそうなってしまうわけで、胸や肩の筋肉を動かすのだそうで、そのためには正しい姿勢をキープして1つ1つの音を正確に出すようにしなくちゃダメなのだそーーです。あと、自分は手首が上がりすぎてると何度も注意されました。もちろん下がりすぎてもダメなのですが、型が悪いというか、手首が上がってると肩が疲れるそーーです。姿勢だけで、そんだけダメ出しされましたよ、ええ。で、最初の最初のNaでもポジションを何カ所も修正。小指はキナールにかからないようにガジャラーに添えろ、薬指と人差し指の位置が悪い、薬指と人差し指は打面中心を通る線で90度になるようにする、Naはキナールのもちっと外側を叩く。Naは個人的には叩けていたつもりでしたが、自己流のポジションから正しいポジションに直すとなかなか音が鳴りません。また、NaとTinを叩くと次第に人差し指の位置が悪くなってきます。自分は手を手前に引きすぎているようです。気がつくとまた肘が曲がっているし。いろいろダメ出しされて、自分は手が長いみたいで、座り位置とダブラとの距離をもう少し離すように修正。はひ−ー、Naまででこんなに修正ですよ。

さらに、Naはキナールを爪で持ち上げてはじいたときに出るパチンみたいな音が混ざるようにする、Tunは払うように叩く必要はなく、上から軽く叩くだけでよいとか、TeTeは必ずスャヒの中心を叩くこと(そうでないとTeの音にならない)、Tinは指の腹で叩く、Kaは指の先がキナールにかかるように、Geは掌の付け根を浮かして手首のところを置いて叩くとハッキリとした音になる...等々基本的な音の出し方についてほぼ全て学び直しました。

で、基本のテカであるTinTalでもー破綻。

TinTal
Dha Din Din Dha
Dha Din Din Dha
Dha Tin Tin Na
Na Din Din Dha

「Dha Din Din Dha」のGe側は中指側、人差し指、中指側、人差し指でないとダメ、絶対ダメと言われました。ずっと自己流でやってて、こんなところでハマりました。そりゃ、周りに注意してくれる人がいなけりゃ、直さないやねぇ(汗)。了解、もー一生同じ指では叩きません!!
で、流行的にはそれぞれ4番目はGe抜きにするのもアリとか、4段目(そんな書き方でいいのか?)のNaの代わりにTeTeにする流行もアリ、その場合のTeTeは次のDinにつなげるために、通常の順序でなく、人差し指、中指側の順序で叩くなど、これまた基本形の1つのテカなのにいろいろ技を教えていただきました。

カイダも基本形を1つ教わりました。これも破綻(笑)。

Dha Dha Te Te
Dha Dha Tun Na
Ta Ta Te Te
Dha Dha Din Na

おしまいのDinはDunだけどDinだって??そーゆーインド流のアバウト(って言っていいですか?それとも理屈があるのか?)に弱いのよ、文献だけでやってきたから(<をぃ)。NaだってTaって言うときあるでしょ、どーーゆーー理屈?

奇数のGeで指の位置を上げると音にバリエーションが出るなどGeの音のバリエーション(スライドとかプッシュね)も教えてもらいましたが、そーゆーのは基本の手つきで基本の音がちゃんと出るようになってからでないと、指先の小技にとらわれてダメダメなので、まずは基本をやるよーにと言われました。よーは、とにかく、今の今まで(当たり前ですが)基本が出来ていません、私。今日の教えを守り、基本に立ち返って練習しますよ、あたしゃ。それにしても、ホント、ためになったので、次回も参加したいナリ。


教訓:自己流で進めるにしてもイントロのハードルは先生について教わらないとダメ!!



終了後、自分のバヤの音が悪いのを見てもらいました。やっぱり他のバヤは伸びが違います。これはパウダーがこびりついてサスティンが伸びない音だそーーです。で、これは濡れぞうきんを固く絞って皮をゴシゴシしてパウダーを落とせばよいそうです(スャヒだけは絶対拭いてはダメ)。
とゆーことでこれからやります。やりますとも。

小ネタ1
スャヒはコルカタタイプでは本当にご飯をねりねりして、そこに黒い金属粉を混ぜ込んでいき、それを丸く乗せ、小石でぐいぐい延ばして薄ーく圧着させ、細かいひびを入れ...を繰り返してつけていくそうです。つまり、ほんとに主成分はご飯。なので湿度に弱い。他の地方だと主成分はチャパティ(小麦粉?)だそーーです。ご飯とか小石とか、そんなモノでタブラが作られているんだなぁ。

小ネタ2
(C程度ならフツーに置いといても問題ないそうですが)キーをDくらいに高く張ってあると湿気後の乾燥だけでもヘッドが破れてしまうことがあるそうです。で、さらに、ダヤンのボディが裂けてしまうこともあるそうです!!これはよく乾燥させていない材料で作られているとヤバいそうです。

小ネタ3
パウダーを指につけるときは少量を指先につけるべし。ばんばんつけると手汗と共にヘッドの皮やスャヒにこびりついて音が悪くなります。これを叩き落とす叩き方も教えてもらいました。演奏の節目にデカい音が鳴るときは、これをやっているそーーです。




Check

Posted: 日 - 5月 22, 2005 at 08:37 午後      


©