片方だけリニューアル


タブラの皮を買いに行って...

タブラの皮が鳴らなくなっちゃったので解体し、途方に暮れる日々が続いていたわけですが、ボクらのインフラ、インターネットでタブラの皮を扱っているお店を探すも、カルカッタタイプの皮を扱っているお店がまだ見つからず。そんな中で、ネットで見つけたカルカッタタイプぢゃないけど皮を置いている民芸品店と、中古のタブラがあるという中古楽器店、今まで行ったことのあるタブラ取り扱い店2店などを廻ってみることにしました、今日、唐突に。廻る順序をざっと決めておやつ時間に繰り出しました。どこも都内だけど細かく電車乗り継ぎコースですよ。結果...民芸品店、皮、置いてないぢゃん!!知ってる店員が不在ってことで出直し決定。中古楽器店、タブラないぢゃん!!もー来ません!!次の店に行こうとしたら...乗り継ぎで降りる駅間違えてげんなりしてパス。いーよ、扱ってるブランド知ってるし(ぢゃ、最初から行くなよ、笑)。ルート変更して最後の店へ。ここは以前タブラのワークショップに参加したことがあって、タブラ常時置いてるわけぢゃないっぽいんだけど入荷しました情報があったんだよねってことで、なんとなく見に行ってみようかなと。だって今日、タブラを1つも見てませんから!!(泣)

で、薄暗くなっちゃった夕方にお店に着いて、カルカッタ製の高品質プロ用とゆー品が入荷したとのことで、見せてもらいました。プロ用、演奏家用という記述はまーどこでも見る文言なわけで、何がどうプロ用なのかあまり気にしちゃいけない、自分の耳で判断しなくちゃとか思いつつ、チューニングせずに出て来たままのを叩いてみると...スゴい綺麗なNaの音が鳴りました。サスティンが伸びやかなNaにビックリ!!が、バヤンの胴が1カ所、激しく凹みまくってます。輸送時のアクシデントでしょう。もーこれはケースに入れて輸送してもらうときでも、ホントにきっちり詰め物とかしてもらわないとダメですよ。でもあんまり出音に影響ないんだけどね。そんなかわいそうなバヤンなので、安くしていただけるってなありがたい話をいただきつつ、「タブラやってるんですか」とか何となく聞かれて、ちんまりやってるけど最近ダヤンの皮が破れちゃったとゆー現状を話すと...バラで売ってもいいよとのお声が!!ええ??いいすか、大事なセット売りのタブラセットをバラで?しかも残るは凹みバヤンとかすよ?と、確認しつつ、でも内心大喜びで、結局購入させていただいちゃいました。嬉しい。とゆーことでマイニュータブラです。ヘッドの打面直径は約13.5mm、重量は4.2kg。





何故か皮を探しに行ってダヤンを買って来たとゆー面白顛末になっちゃったわけですが、それとゆーのも皮が見つからない、また、見つかったとしても、張れる自信がない、またまた、本来タブラはヘッドの皮を張ったあとにスヤヒ(黒いとこね)を塗るそーで(合ってる?)、スヤヒ付きの皮を張ってもなかなか以前と同じような音が出せるよーにならないっぽいとゆーお話も聞き、もーいっそニュータブラにリプレースする方が良さげとゆー「金で解決」策を採用決定ってな寸法なわけよ。チキン万歳。ブルジョワジー万歳、金なら持ってんぞ、嘘、あまり持ってなかったけど(笑)。いや、こんな綺麗な音が出るなら、皮云々以前にゲット必至でしょう、自宅タブラ野郎なら。

元のSargamのバヤンと一緒に並べてみると...座布団の色が不揃い。(笑)
(バヤンが赤、ダヤンが青だよ)




てゆーかなんとなくもーじき、バヤンの方もイきそーな気がするんだけどなぁ...

そーそー、とゆーことで、お店にはマジ良品(だけど激しく凹みあり)のバヤンと、真鍮(金色だよ)のハトリ(チューニングハンマー)と、縦型のカードボードケース(底にキャスターがついてて便利!!)が残っているので、気になる人はチェックに行くよろしですよ。


Check

Posted: 土 - 10月 23, 2004 at 11:31 午後      


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