タブラの紐をしめなおしてみたり


久々に両手が真っ赤っか。

叩き方の向上というより、心の均衡を保つために叩いているとゆー境地にいる、永遠のタブラビギナーな自分ですが、ひさーしぶりに紐を締め直してみました。

えいやっと気合いを入れてグッディ(紐を張るためについてる、8つのコマ)をぐんぐん、もりんもりんとはずしていって(指が痛い)、鋼のようにカッキンカッキンになっている紐(皮紐)を、元の方からぐいんぐいんと引っ張って(指が痛い&汗だく)、そんな引っぱり作業を32回くらい繰り返して(指が痛い&汗だく&背中や腰やお尻も痛い)、最後の紐をぐるぐるっと縛るところでも恐ろしく難儀をして、最初に外したグッディをタブラハンマーと残りわずかの精神力とを駆使して紐にかけて(ガチガチに張ったのに、そこに隙間なんかできないんですが、そこを無理とコツと精神力でクリアするのがインド式と解釈)、数時間かけて作業完了。紐をひっぱるときも、タブラを横にして、足でタブラを押し付けたりなんかして、両腕で紐をむんずとつかんで、タブラや自分の危険とかその辺のいろんなことを考えずにぐいんっぐいんっと引っ張って、なんか段々タブラの扱いがいい感じで雑になってきたかなぁとか思いつつ、当然両手指、手のひらはまんべんまく真っ赤っかのパンパンになりました。めでたしめでたし&へとへと。

叩きながらキーを揃えてみると、音がクリーンかつ延びがよくなった...ような気がします。もちっと時間を置いて、ヘッドが馴染んできたらまたチューニングしなくちゃ。なんかそんなことの繰り返しが素敵。





作業完了後にボトムを見ると、ぎゃぁぁぁ、リングがセンターから思いっきりずれてます。ほんとは綺麗に揃えないとダメで、張力バランスが崩れたままにしておくとタブラが短命になっちゃうようですが、チューニングしてキーも揃えられている(ように思える)ので、ちょっと我慢しておくれ、タブラちゃんよ。てゆーか、どうやってここからセンターを揃えられるのだろうか?そして、それ以前に張り直しの体力と精神力が今日はありません、無念。ばたっっ!!





それにしてもこんな恐ろしくバランスの悪いテンションの掛け方をしているにも関わらず、あんな紙みたいな薄皮のヘッドが破れずに極上のサウンドを繰り出すタブラってすげぇとか思います、ホント。


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Posted: 日 - 8月 26, 2007 at 12:34 午後      


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