So Far


「思えば遠くへ来たもんだ」

必要に迫られて先週の土日に本棚を1つ整理しました。
もう読まなくなったコミックスやらYMOキッズ御用達だったテクノ雑誌「テッチー」やら自分が連載持っていたマック専門誌「MAC+」やら「MAC+ CYBER」やら「マックブロス」やらを諦めてガッツンガッツン捨てました。古いモノを捨てるときのやるせなさってのは「捨てられない病」な人でないと理解できないメンタリティが働いていると思うわけですが、自分の中でいるorいらないのシュレショルド値を一所懸命上げていって、自分の中で「よし、これはいらないことにする!」と決断するまでがそれはそれは大変なわけですよ、ええ。でも、もーどーしよーもないので捨てます。さらば80年代&90年代...って、一体どーゆー部屋なんすか、うちってば!!(笑)

で、捨てる捨てないの判断を1冊1冊つけていくわけですが、作業工程の中でどんどん判断基準がおかしくなってくのが判ります。あずまひでおの「夜の魚」は捨てるけど、しりあがり寿の「おしごと」はまだとっておこうとか、ふと気づいて自分で笑っちゃったりしてなにやってんだかなわけデス。さらに古いマック雑誌の面白いこと!!あと、なんでこんなに厚いの!!この頃はきっとマックメディアちゃん達が知らせたい情報、マックユーザちゃん達が知りたい情報ってのがてんこもりな時代だったんだと思います。海外で、もしくは日本の知らないところでマックを使った文化がもりもりと現在進行形で発信されまくっていた時代ですね。(ホントに毎度毎度イントロが長くて、ハードトランステクノ状態ですみません)

で、整理してる途中で発掘された本の1つがコレ、「So Far」です。
アップル社が10周年を記念して作った資料本で、それまで繰り出して来た製品を当時の資料群で振り返りまくるという内容です。ちなみに昔のアップルの資料を借りようとすると、So Farを持っているならそれを使ってくれと言われる程(てゆーか言われたよ)の資料画像の宝庫。モノを取っておくわりには大事にしない(てゆーか放置地獄)ので、分厚い表紙は経年変化で反り返ってました。他にも「後でネタに使える」と思ってとってあった昔のマックカタログやらマックがキヤノン扱いだった頃(考えてみればもの凄く昔のことなんだなぁ)の小冊子やらもわらわらと出てきましたが、「後でネタになるであろーから」との判断の元にとっておいたわけですが、まーどれもネタにすることもなく今まで埋もれたままだったんだなぁと思うと、まさに自分がSo Farな思いになりましたよ、ええ。




そーそー、So Farはハイパーカード版もあったんだよ。


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Posted: 火 - 2月 17, 2004 at 10:05 午後      


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