DRAFT 7.30 / AUTECHRE


ジャケが幾何学CGだけで字が無いよ。

オウテカの現時点での最新アルバム。
巷にエレクトロニカとゆージャンルを広め、テクノヘッズちゃん達にもーどんな音でもテクノに聴こえてきちゃう「テクノ耳」の機能を提供してくれちゃった張本人たちで、前作「Gantz Graf」、前前作「Confield」と微分割音響カオスで脳内オーバーフローを体験させてくださった彼らが、今度はどんなアプローチでクるか?と身構えてたら...無音で始まりました。(笑)

十数秒後にゴンゴンプチプチプチプチと、キました、オウテカ節!!なんかポップ。ポップ?なんでこんな耳障りの悪そうな断片みたいな音の並びがポップに聴こえるんだろう?絶対無機質な音なのに。ソフトウェアの音だとか、有機的アルゴリズムの音だとか形容されまくってるオウテカ節ですが、展開やミックスを考えていたり、そのための介入をしたりしているのはご本人たちだと思うわけで、やっぱオウテカ節を作っているのはオウテカ本人たちなわけで、つまり、人間の作る音なわけですよ。人間ってスゴい。

それにしても曲名のわけの判らなさは毎度のことで、「6IE.CR」とか「P.:NTIL」とかもー読むのも困っちゃうありさまデス。あと、ジャケット。読めないジャケットも相変わらずで、今までは読まれることを拒否するよーなタイポグラフィで一応書かれていたり、角度を変えてみると読めたり(黒字に黒で印刷してたLP5とか)、もの凄くよーーく見ると恐ろしく小さい字で印刷されていたり(ピールセッションとか)したアーチスト名、アルバム名が、とーとー今回は全くナシ。ジャケットは幾何学っぽいグチャグチャした白っぽいCG写真のみ。どーしろと?(一応CDケース裏に印刷されたタイトルがケース端から読めるよーにはなってます...ってことで、むしろ今までより親切か?)

ガッと鬼のように1音1音を分解するように聞き込むのもいーですが、マックの裏側でiTunesで延々流しておくと音の空気が出来てこれまたいーよ。お試しあれ。


Draft 7.30
Draft 7.30
posted with amazlet on 05.11.06
Autechre
Warp (2003/04/08)
売り上げランキング: 44,860


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Posted: 土 - 1月 31, 2004 at 09:12 午後      


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