人生ゲームEXで知る人生のゲーム性


格差社会体験バンゲーム。

今日は人生ゲームEXで遊びました。これで遊ぶの、何十年振りだろう?ってゆーか、「人生」を「ゲーム」にして、しかも人生のイベントはほぼ全てルーレットですよ!!無茶だけどスゴい!!で、基本的なシステムは昔から殆ど変わってないのね。ちゃんとしたゲームをデザイン出来る人ってすげーね。

で、最初にビジネスコースと専門職コースが選べますが、選んだらゲーム中は変更できません。ビジネスコースはサラリーマンで給料一定。専門職はいろいろな職業になる機会や選択の自由がありますが、職業が決まらないとフリーターとなります(まー当たり前)。専門職だとプログラマーやデザイナー、スポーツ選手や、それになんと政治家にもなれます。ということは、サラリーマンからは政治家になれないのか。そりゃ、サラリーマンの置かれている状況が理解できる政治家がいないわけですね、納得。また、フリーターはサラリーマンになれません。なんつーかイマドキの職業構造が肌身に感じられるゲームシステムです。そーそー、サラリーマンで運よくレベルアップすると「部長」になれます。ってゆーか、運がよくてもそこまで。年功序列にしても成果報酬にしても結局はそんなもんですよ、ええ。

最初、地道にビジネスコースでトライしたのですが、違いは序盤だけであとは専門職と同じコース上を進みます。会社員なのにパーティを開いたり、家を買わされたり、とにかく無駄金を使います。途中カジノにまで手を出して(これはルーレットで決まる)、会社員の分際でカジノにはまってすってんてんという、人生で一番やっちゃいけないコースも体験できます(てゆーか、そーなりました)。分相応な生活という小市民が生きる上での絶対条件は絶対キープできません。途中、相手にご祝儀をあげるために手形を切らされたり、先を進んでいったスポーツ選手が「先に渡ったから」という理由だけで、橋を渡っただけでお金をむしりとられる経験をし、先に億万長者になった人がルーレットを回して出た「ラッキーナンバー」と同じ数字を出したというだけでお金をむしりとられる経験をし、保険もたいした保障にならず、なけなしの給料をはたいて買い集めた株もたいした資産にならず、がっちりと負のスパイラルを身にまといすぎての痛々しいゴールとなりました。悲惨すぎて面白い!!ってゆーか、リアル人生も絶対こーなるね(軽く笑いこっちゃない)。

当時のTV-CMのキャッチで「ここが人生の分かれ道」って言ってましたが、人生なんて分かれないね。ほぼ決まったルートを通っていて、止まるかどうかがルーレットで変わるだけなんだよ。なんか、凄く判りやすい気がします&納得がいくような気もします。てなわけでGWは人生ゲームで仲良く遊んで、GW明けの人生に向けてげんなりすべし。以上。


人生ゲーム


人生ゲーム EX
人生ゲーム EX
posted with amazlet on 07.04.30
タカラ (1997/07/17)
売り上げランキング: 330


Check

Posted: 月 - 4月 30, 2007 at 12:34 午前      


©