馬鹿フィグ作戦@レゴとサッカー展報告


馬鹿フィグ作戦@レゴとサッカー展報告
2002年4月6日、「レゴアートプロジェクト2002、レゴとサッカー展」@スパイラルガーデンで公開されたレゴスーパースタジアム(縦3375mm×横2081mm、重さ500kg、オールレゴブロック製のサッカースタジアム)での一般参加企画に向けて計画されたダメフィグ作戦の模様です。
これは参加費100円で持ち込みフィギュアをスタジアムの応援スタンドに置け(嬉しいのか?ちなみにフィグは返却されません)、みんなのフィギュアを乗せたスタジアムが全国巡回するとゆー参加型展示企画で、これに対し、各自困りまくったフィグを持ち寄り、どこまで困ったフィグで参加できるかにチャレンジしてきたとゆーーものデス。

写真コメント
スパイラルカフェのレゴランチをとりつつ作戦会議。キッシュってこんなにプニプニしてたっけ?もしかして先制攻撃か?<そんなこたーーない。まさかこんなところで悪だくみをしているとは誰も思うまい!!...と思ったら店員さんや他のお客さんに笑われていました。<フィグ広げまくって狂喜していた(こちらとしては日常行為なんですが)ので当たり前デス。
馬鹿フィグ。いきなりデタラメ。貴重なネスレのうさぎ頭(ふろむドイツ)をかぶって剣を持ったガイコツ。かわいさの中にも殺気を感じさせるこいつらに既に応援の気構えはありません。タッパーの中もインチキだらけ!!
馬鹿フィグ。中央はバックにATCOのペイント、フロントはMEGA BLOCKのステッカー。もちろんメイクアップは万全。2連頭の応援グッズはいかがなものか?右は全くレゴではありません。パラディサおやぢ社長説なども披露。バックのドリンクはマキャート、お勧めです。
馬鹿フィグ。タコ頭、頭に刀とペインティングByマジック、そして頭から上がとてつもなくデカいメカ。これが許されるなら何でもアリだと思わせた逸品。後方に頭がやけに飛び出たR2-D2も。各々のデタラメの定義を試されているかのよーな光景です。
馬鹿フィグ。どこまでがフィグなのか?どこまで参加可能なのか?
馬鹿フィグ。参加可能フィグの限度を探るために作られたフィグ。11個の頭とヤシの木を使っています。通称ナッシーちゃん。参加が許された暁にはがんばって応援したいデス。<をぃ。
馬鹿フィグ。首から後ろに頭がどんどんつながって生えている謎野郎。意図不明な衝動ほど怖いものはありません。しかも顔はご丁寧に全部マジック描き済み。横たわっているヤツもプチ狂気。
馬鹿フィグ。顔はマジック描き、カツラも削って加工、そして胸には納豆の文字が。これ、納豆のケースを切り出して貼ったらしーデス。自分の中でのレゴに対するタブーを全て盛り込んだ意欲作。
設置状況。さっそく観客席コーナー階段部分に馬鹿フィグを置いてみました。なんと参加に際し、フィグのチェックがないことが判明。100円払ってそんだけ。あとは勝手に並べてちょーだい状態。馬鹿フィグ参加の可否を巡っての攻防に身構えていたが一気に拍子抜け&萎えまくり。完敗ぢゃん。
設置状況。後になって、ここも置いてはいけないとゆーことが発覚した(早く言えよ!!)ので、そのうち強制移動させられることでしょう。無事を祈るぞ、馬鹿フィグ達よ。
設置状況。巨大メカヘッドくんがいます。実はここも置いてはいけないエリアだと後で判明。絶対バレバレな無茶フィグと思われていたがなんか見事に周囲に溶け込んでいるよーな気もします。
設置状況。判りますか?ってクローズアップすると判り過ぎますね。それにしてもデカい。(笑)


とても素敵なイベントでした。ユーザ介入で作品を作り上げていくという、今までになかった展示スタイルはとても楽しく、非常にワクワクするものでした。レゴのアート性のアナザーな一面を見たというか参加できた喜びと満足感(しかも100円で!!)それにちょっぴりのスリリング感はなかなか得難い経験だったと思います。スタジアムの主旨や今後の展示スケジュール(最後はセメダインドされて寄贈!!)などを丁寧に教えてくださった係員の方にも感謝いたします。



服部宗弘